潰れた檸檬

自傷しなくても傷だらけ

Oh! Ship!!!

 就活とゼミでクソ忙しい毎日を送っている。だから今欲しいものを聞かれると、金でも恋人でもない。時間...と思い込んでいたけどそうでもなかった。本当に欲しかったもの、そしてそれは昔から欲しかったものが最近分かった。それはリーダーシップだ。

 

 場を支配する能力と言い換えられるかもしれない。私にはその能力が無かった。勿論これは改善の余地があるため努力次第で何とかなる。しかし、その分野に関しては天才ではない。これだけはハッキリ言える。

 

 何故なら、私の圧倒的な弱点が分かったからだ。ポジショニングである。どうやってもコミュニティの中でポジショニングができない。大体取られる。別に無理矢理にも取りに行きたい訳では無い(時には封印して空気になりたい時だってある)。だが「ここぞ」という時に一歩下がった存在に成り下がってしまう。いい所を誰かに渡してしまう。それぐらいとけ込めない存在なのだ。

 

 (比較的年齢層高めの)飲み会、グループワーク、営業...など様々なコミュニケーションの場でもそうだった。痺れを切らして一番最初に話し始めるも、徐々に主導権が他の人にわたっていくなんて、よくある話だ。これらが原因で、コンサル業界はエントリーしないことにした。

 

 私にはコンプレックスがかなりある。学歴、顔面、肌... でも、それら自体にコンプレックスがあるというよりは、「振り返った時に誰も着いてこない状況」がキツいからだ。その場を統制する能力さえあれば...と思う。確かにリーダー風ポジションに立ったことはある。しかし、リーダーというより誰もやらないから冒女がやってるといったあまり好ましくないものだった。逆に、私が率先してやってる時はどうしても"冒女の色"に染まる。タイムマシーン3号の言葉を借りれば私はカレーだ。カレーはラーメンにもご飯にもかけたら「カレー」になると同様に、私が関わると私の色で染まってしまう。

 

 だからこそ、一刻も早く私が中心となるような環境を作らねばとなった。それしかないのかもしれない。