潰れた檸檬

自傷しなくても傷だらけ

初期のこと

冒険処女は何回も転生している。基本的に、どのアカウントにもコンセプトがあって、冒険処女のコンセプトで作ったアカウントは4年前ぐらいに作った。その時のアカウントのIDで検索することがある。

 

今はもうIDを変えることなく消した。アカウントが同期らにバレたから消したのだけど、IDが載ってる他のアカウントからのリプがまだ残っている。

 

それらが今でもツイートを続けているとかなり嬉しい。懐かしい。決してあの頃を肯定できるものではなかったけど、あの頃は今ほどフォロワーも多くはなく、傷の舐め合いが中心であった。

 

元々、冒険処女は病み垢であった。当時好きだった女の子にフラれた、というより初恋相手が新しい彼氏を作って私と縁を切った。告白は、「正直付き合いたいと思っている」という何とも中途半端なものだった。結局そんな願いは叶わず相手は慶應の彼氏を作った。そして、その子と私は毎日のようにLINEや通話していた仲からただの相互フォロワーに変わった。その相手とは何とか連絡して夏に出会うのだが、もうその頃には私が好きだった相手とは違うものとなったので好意が冷めた。結局、私はその子が好きなんじゃなくて寄り添ってくれる行為が好きなだけだったからこれで良かったのかもしれない。

 

これが人生で初めて「フラれた」経験なのだけど、男子校というのもありフラれることへの耐性がなかった。また、リアルがかなり上手くいっておらず居場所が無かった。というよりリアルで居場所を作ろうとしなかった結果が全部回ってきた。

 

要は自業自得なのだけど、まあ私の性格からして「こんな私なのに酷い目に遭うなんて!」としか思えなかった(今もその傾向はあるがあの頃ほどではない)。どうしても誰かに慰めてもらいたい...これが病み垢の起源である。でも最初病み垢というのがよく分からなくて、好きだった子の病み垢のアカウントのフォロワーを全部フォローするなどをした。そこで繋がった人のフォロワーをまたフォローして...の繰り返しである。ツイート内容は、フォロワー数が増加していくにつれて段々固まってきた。ツイートが好きですと言ってくれる人も増えた。段々とキャラができていき、今に至る。

 

今は特に慰めとかはいらないけど、初期の頃は嘆けば誰かは救いの言葉をかけてくれた。それだけでもう嬉しくて、敵だらけのリアルで少しでも頑張ろうと思える。あの頃のやり取りどっかで復活しないかな。あの緩い傷の舐め合いだけ取り戻したい。でも、今更ツイートスタイルやキャラも変えられないし、それに4年も経つと人間関係も固定化されていくから難しいんだけどね。

 

長々と思い出話を書いたけど、起源が病み垢ということだけを認識してもらいたい。コンテンツでもあるけど、コンテンツに沿ったことができない。ただ昔「お前のブログ自体は面白くないけど更新されているのを見るのが好き!」と言われたことがあり、それに共感ができた。コンテンツとしては終わったとしても、飽きない限りは続けていきたいと思う。