潰れた檸檬

自傷しなくても傷だらけ

とんかつ

同じことを何度も話したくないからブログという手段を使うというのも、これからのやり方の一つだ。

 

成人式は行かなかった。というより行く権利がなかったに等しい。まず20歳の時浪人していた。それと中学受験と引越しで小学校と地元の友達が消滅した。中学受験した人々は成人式を兼ねた出身校の同窓会に行くのが通例だが、悪い思い出しかないから行っても笑われるだけなのが目に見えたので行かなかった。確か行くって丸した記憶がある。でも嫌がらせの意味も込めてメール送って欠席した。

 

ある人が「成人式(またはそれに代わる同窓会)はそれまでの人生の格付けチェックだ」と言っていた。わからんでもない。いかにそれまで人間関係を築いてきたかの確認的要素も兼ねている。自分は行く権利すらなかったから、行く権利があるにもかかわらず行かない選択を選んだ人々を羨ましく思うこともある。でもこういうのは成人式じゃない別の状況で、自分がそう思われることだってあるよね。

 

じゃあその日はどうしたかというと...受験に「勝つ」の意味を込めて親がとんかつを食べに連れて行ってくれた。虚しかったけど、この人が自分の親で良かったなと少し思えた瞬間でもあった。

 

そして、成人の日の今日友人らが結婚するらしいです。結婚したら大人になる訳でも無いけど、自分をますます子供だと感じるような日でもある。