ノー・ノー
神戸に行った時の土産を事務所のスタッフに渡した。するとある女性スタッフがこう言い出した。
「神戸ってどこにあるんですか?群馬?栃木?」
ギャグかと思ったのでいやそれはヤバいってwみたいな返答を私はした。しかし問い詰めると、本当に神戸の場所が分からないらしいのだ。
この段階で、ヤバいと思わず私は声を出してしまった。しかし、直ぐに「この人は地理が苦手じゃなくて"知らない"んだ」ってことに気づいた。それ以降は何も言わなかった。
我々は苦手であることに対して理想が高すぎるのだ。例えば、私立文系は数学が苦手であるとよく言われるが、間違っている。実際は数学的概念を"知らない"のだ。これは、チリや数学の例に倣わずに他にも言うことが出来る。
参考までに、私のイメージで習熟度のレベルについて書いてみた。
(後で気づいたのですが、習熟度ですね。あと、字が汚いのはご勘弁を...)
先程の女性スタッフは地理を知らなかった。それだけのことであるし、我々はもっとどの程度まで相手が事柄を認識しているか丹念に調べていく必要があると感じた。